当店で販売している肉類はすべて食品衛生法に基づき精肉された安全な食品を使用しています。
生食も可能ですし、飼い主様も食べることが可能です。(ただし、ワンちゃんと人とは消化機能が異なりますので
飼い主様が食事でご利用する際には必ず加熱してからお召し上がりください)
ジャーキー等の加工にも同様の肉類を使用しています。
全般に共通していることは高タンパク、低カロリー、低コレステロール、低脂肪なお肉ということですが
各精肉ごとの特徴について下記に記載していますので愛犬に適した精肉をお選びいただく際の参考にしてください。
なお、期待できる効果についての記述に関しましては摂取したワンちゃんの個体差によって成果が異なることを予め
ご了承ください。あくまでも一般的に期待できるとされている効果についての記載です。
また、これらを摂取することで疾患を完治できるわけではありませんのでご注意ください。
肉名/成分 | カンガルー | 馬 | 鹿 | ラム | ワニ | 合鴨ささみ | 鶏ささみ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エネルギー (kcal) |
110 | 110 | 110 | 227 | 125 | 108 | 105 |
タンパク質 (g) |
23.6 | 20.1 | 22.3 | 18.0 | 20.8 | 22.8 | 23 |
脂質 (g) |
0.9 | 2.5 | 1.5 | 16.0 | 4.6 | 1.9 | 0.8 |
コレステロール (mg) |
54 | 65 | 69 | 80 | 69 | 76 | 67 |
※日本食品分析センター、米データベース、日本標準成分表 参考
飼育肉ではなくオーストラリアの自然で育った野生のカンガルーを衛生管理を徹底した食用の食肉工場で精肉された
ものを使用しているので添加物や抗生物質に汚染されていない健全な食肉です。
オーストラリアでは食生活改善のための推奨食材として認定、成人病や肥満改善に効果がある食材とされています。
馬肉にはグリコーゲンが牛肉の約3.5倍、豚肉の約6倍も多く含まれているため貧血や肝臓機能の増強に効果的と
いわれています。またコレステロール値が低く低カロリーなのにタンパク質、ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、
鉄分等が豊富です。必須アミノ酸も非常に効率よく含まれているので生食、手作り食に最適な精肉です。
鹿肉のコラーゲンはアミノ酸の粒子が小さく、体内に吸収しやすいため無駄なく皮膚に潤いを与え、皮膚の状態を
改善させる効果が期待できます。また血液を作り血行を良くする作用やアミノ酸やリン脂質の働きにより脂肪を
燃焼する効果もあります。皮膚疾患、肥満気味の愛犬には積極的に取り入れていただきたい精肉です。
ラム肉はカルシウム、鉄分が豊富なので貧血に対して効果があります。また、ビタミンB、タンパク質も豊富で
衰えた体力を補う効果もあるのでシニア犬に最適です。さらに脂肪は42℃以上にならないと消化吸収されません
が他の栄養素はきちんと消化吸収されますので肥満気味の愛犬に最適の精肉です。
ワニ肉はコレステロール値を下げるといわれている不飽和脂肪酸を多く含んでいるのでヘルシーな精肉です。
また、血液中には動物の中で唯一生体で作られる抗生物質が循環しているために肉は無菌状態に近いといわれて
います。味は淡白で「ふぐ」に似ています。
合鴨肉は中性脂肪を下げる効果のある不飽和脂肪酸、アレルギー症状の抑制効果のある必須脂肪酸の含有量が
高い特性を持っています。またビタミンB2、鉄分も豊富なのでアンチエージングにも効果があります。
鶏ささみに比べ赤みが強く味は濃厚です。鶏肉アレルギーの愛犬にもおすすめです。
鶏ささみは高タンパク、低脂肪の代表選手といえます。しかも、タンパク質はアミノ酸バランスに優れ消化吸収が
良いのでパピー犬からシニア犬、肥満気味の愛犬に最も適した食材といえます。またビタミンA・B群も豊富なので
疲労回復、消化器疾患にも効果があります。